インタビュー 写真

心にしみる色を探そう!

21:17The European Quartet

 

ブダペスト 聖イシュトヴァーン大聖堂 ドーム中心部

 

写真家ミロスラヴ・ペトラスコさんインタビュー  

Interview with Miroslav Petrasko - for the English version click here!

 

本日は、豊かな色彩感覚ときめ細かでクリアな写真がとても印象的なスロヴァキアの売れっ子写真家、 HDR shooter ことミロスラヴ・ペトラスコさんをゲストに迎え、お話を伺いました!スロヴァキアの首都ブラチスラヴァをベースに活躍するゲームデザイナー兼写真家のペトラスコさんは、「ヨーロピアン・カルテット」の国々を旅しながら、些細な模様までがまるで手に取るように見えてくるほどクリアな写真を撮られています。彼は、美しい建築物、都市そして自然に惹きつけられ、この三年間毎日写真を撮影し、編集し、インターネット上に投稿してきました!わがブログのフェースブックページですでにいくつかの作品を紹介しましたが、この度は「ヨーロピアン・カルテット」シリーズを撮影する運びとなりましたことを喜んでご報告いたします!第一弾のブダペスト・アルバムをどうぞお楽しみください!次回は祖国のブラチスラヴァ、10月に公開です。写真はぜひ拡大してお楽しみください!

ぜひペトラスコさんのページやブログもご訪問ください!

HDR=high dynamic rangeとは露出を変えた複数の写真を合成することで白飛び・黒潰れの無い写真にする技術。デジカメやモニターは肉眼よりもダイナミックレンジ(最も明るい部分と最も暗い部分の明暗の比)が狭いため、自然の風景をそのままでは表現できないことがあります。そこでHDR合成を用いて自然の持つ階調を再現し 肉眼で見た風景により近づけることになります。
ハイダイナミックレンジ合成Wikipedia


写真を始められたきっかけは何でしたか?最初の一歩は?
人生でよくあることだと思いますが、ある女の子がきっかけでした。写真大好きな彼女に僕はカメラをプレゼントし、彼女は僕に手取り足取り写真について教えてくれました。彼女が去っていった後、カメラと写真への情熱だけが残りました。(涙)

ブダペスト 中欧市場

ご自分に合った写真のスタイルは?
写真を撮り始めたのは3年位前ですが、出だしからHDRです。以前はフォトショップを使った抽象的なアートをやっていましたので、HDR技術が提供する編集の幅の広さがとても面白いと思いました。編集はかなり経験がありましたから、割合に早く覚えられました。

ブダペスト くさり橋
 
作品の色彩の豊かさがペトラスコさんの特徴ともいえますが、アーティスティック・リアリスティック・スケールで見ますと、ご自分はどこに属していますか?
HDRですと、グランジー・スタイルもかなり人気がありますね。でも、僕の目標はハッピーな写真を撮ること。世の中は本当に暗さや悲しさでいっぱい。見る人につかの間のハッピー感を与えるのが僕の目標。写真を見る前よりは、見た後の方が楽しく思えるために。例えば良く、「ブラチスラヴァの街は暗い」という人がいますが、僕は、全くそんなこと無いと思う。そういう人は単に、色を探していないだけ。毎日、心にしみる何か探しながら歩けばいいと、僕は思います。

ブダペスト カフェ・ジェルボー
 
写真を撮る時、何を一番大事だとお考えですか?
僕にとって一番大事なことは、構成。良い構成で写真が撮影できたら、編集はグッと簡単。僕は、黄金比を探すようにいつも心がけています。写真のショットは、大分リサーチをしてから取り掛かります。事前調査が重要。グーグルマップやFlickrを検索したり、他の人の撮った写真を探し、頭の中で構成を考えます。

ブダペスト 聖イシュトヴァーン大聖堂 ドーム中心部

都市や建物の写真を多く撮られているようですが、人のポートレートはどうでしょう。
うぁぁ、人は文句を言うから難しいですね!人は文句を言うのが大好きですからね。(笑)それに、ポートレート撮影の世界は、基本は屋内の空間、ライトやフラッシュを使うわけですが、フラッシュを使わない僕にとっては、外での撮影が生にあっているようです。それに、建物は文句を言いませんしね!(笑)
でも、写真の世界の一つだけのアスペクトに縛られたくないとも思いますので、将来的にはポートレートにも挑戦してみたいと思っています。


ブダペスト ゲレルト温泉

始めて撮った写真は?
自分のアパートのバルコニーから見える大きな交差点。

今までで一番危なかった写真ショットは?
中欧スロヴァキアの国立公園の崖っぷち。朝の4時、真っ暗だったので、かなりひやひやしました。ちょうど星を撮影していました。

ブダペスト 国立歌劇場

一番好きなテーマは?
たくさんありますから、答えるのが難しいですが、選ぶとしたら「橋」ですね。橋は壮大で見事です。空間や人を繋げる。アーキテクチャも、シンボリズムも、いつも魅了されます。

ブダペスト 自由橋
 
写真家として行ってみたい場所は?
東京、特に秋葉原!香港、モスクワ、デゥバイ。

ブダペスト ゲレルト温泉
 
この3年間、一日も空けずに毎日ブログとフェースブックページに写真を投稿されて来られましたが、そのエネルギー源は何ですか?
僕は頑固です。それが毎日続けられた秘密だと思います。中には、めちゃくちゃ忙しい日や、どうやっても、何回やり直しても編集がうまく行かない日もある。だけど、「毎日投稿」って宣言しているものだから、これは約束だから、僕は続けます。ま、ここだけの話、一週間分の予備を作っておくと安心ですね。

ブダペスト 国立歌劇場
 
うまく行かなかった写真はどうするのですか?
オリジナルは必ず取って置きます。でも、編集したものは、気に入らなければ潔く捨てます。オリジナルを撮っておいてよかったと思うことが多々ありましたね。僕も毎日が勉強で、今はまだ知らない新しい技術を将来的に身に付けるかも知れないし、技術も猛スピードで発展して行ってます。古い写真をうまく編集できる何かが生まれるかも知れません。

ブダペスト 国会議事堂
 
批評に対してどう考えていますか?
自分の作品に対し僕はすごく自己批判的ですが、外からの悪評はそんなに気にしないようにしています。この何年間かで気付いたことは、良い写真家は絶対に落胆させるような厳しすぎることは言わない。それよりも建設的なコメントをしてくれる。他人の作品の評価を頼まれた時、僕もこうするよう、心がけています。

ブダペスト 国会議事堂

 
ペトラスコさんは、ご自分の作品をとても寛大にネット上で共有していますが、共有することに関してどう考えていますか?
僕は、写真を撮って、それをだれにも見せないことの意味合いが良く分からない。自分の作品は、クリエイティブ·コモンでライセンスしていますので、僕の知らないところで販売されない限り、シェアーし、シェアーされることを歓迎します。インターネットでアクティヴに活躍することはかなり楽しいですね!同じ趣味を持った新しい友達も出来るし、お互いをインスパイアし、情報交換ができる。自分の作品を世界に送り出す良いチャンネルだと思います。インターネットやソーシャルメディアの役割って、まさしくそれだと思う。

ブダペスト聖イシュトヴァーン大聖堂 

Album by Miroslav Petrasko for the European Quartet 

ご鑑賞ありがとうございました!






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