ポーランド

薬局博物館

23:40Fumie

クラクフ旧市街、フロリアンスカ通りに建つ薬局博物館、レストランや店が立ち並び、朝から晩まで人通りが絶えない賑やか通りにあって、ついつい見逃してしまいそうですが、実は素晴らしいコレクションを誇る、隠れた宝石のような博物館なのです。

Pharmacy Museum

薬局博物館がクラクフに設立されたのは1946年、フロリアンスカ通りの現在の建物に移転したのは1980年代に入ってからです。この建物、何度も改装は重ねているそうですが、なんと15世紀に建てられたのだとか!フロリアンスカ通りには、同年代の古い建造物がいくつも残っているのだそうです。

Pharmacy Museum

展示は地下1階から4階まで5つのフロアに分かれています。地下でまず目に止まるのは、古いワインの樽、その昔、ポーランドでは生産されていなかったワインは、南ヨーロッパのイタリアやギリシャから樽で運ばれてきて、貴重な薬として薬局で売られていたのだそうです。その奥の部屋には中世の薬を作るための道具、 圧搾機や蒸留器などが集められ、当時の様子を再現しています。

Pharmacy Museum

2階に上がると、当時のままに保存された19世紀の薬局の内装が展示されています。帝政様式、ネオバロック様式、ビーダーマイヤー様式など、その時代を反映した調度品の数々、レトロな薬瓶が上品におさまっている薬品棚、調合用のカウンター、そこで実際に使われていた天秤などは、まるで美しい芸術作品のよう。特にアンティークや古道具が好きな人にはたまらないかも。

Pharmacy Museum

Pharmacy Museum

Pharmacy Museum

Pharmacy Museum

その他にも、ポーランド各地の薬局に置かれていた調度品から、古い処方箋や薬の包み紙などの細かいものまで、薬局に関するあらゆるものが展示されています。上階にあるヨーロッパ各国から集めたマジョルカ焼きの薬瓶も素敵です。また、外の喧噪を一時忘れて、古き良き時代の空気をゆっくり楽しめるのも、この博物館の魅力です。

Pharmacy Museum

Pharmacy Museum

薬局博物館(Muzeum Farmacji)
住所:Floriańska 25, 31-019 Kraków, Poland


(Photo & Text by Fumie Suzuki)

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